新築お祝い花(お話とは関係ないです)
うちの父ちゃん。(あえて今日は父ちゃん..と)
もうすぐ誕生日。
父は自分の(笑)誕生日を盛大?に祝うことが好きだ。
毎年 この季節になると ちょくちょく話が出る。
もう 随分な歳なのに 忘れないし、欠かさない、
私の誕生日はその二日後だけど ちっとも気にしてもらえない(笑)
今年は......
冗談だと思う。 けれど...
札に 「父ちゃん おめでとう」と大きく大きく書いて
スタンド花を〜〜〜。 そんな話になった。
私の大お得意様なのかもしれない...(笑)
今年 秋初め、空下花屋で 売り上げ0円の日があった。
作業着姿の小汚い格好で 帰宅した父ちゃん、
私が花屋を始めてから.. 毎日の口癖、
「今日はどうだった??」
私「ダメだよ〜」と話をしたところ、
父「じゃっ、今日は何か一つ花を買うよ」 と。 (笑)
ピンク色のシクラメンを買ってくれた。
今も部屋の片隅で咲いているシクラメン..
目に入る度に ありがとう って思う。
そんな うちの父ちゃん、
先ほども「○日、花..頼めるかな??」
なんて言ってたよ。
「残念ながら.. その日は ご注文を頂いておりまして〜」
変な敬語になってしまった。
それでもね.. 父ちゃん。
お花プレゼントする、 多分(笑)
昨年とはうってかわっての 華やかなお花を。
ちなみに.. その花は
考えられない! (笑)
恥ずかしながらUPしてみた 2005年、父ちゃんの誕生日プレゼント。
自宅にあった余った花で 父ちゃんの愛用、軍手「日本一」で...
一応、気持ちだけは..たくさん詰め込んで
なんてヘンテコリンなプレゼント.. だけれども。
気持ちだけは めいっぱい..
私が 今 こうしていられる事も
もちろん 周り方 のたくさんの応援や励ましがあるからこそ で...
父と母、弟がいなければ
笑えることもご飯も食べれることも..
空を見ることも出来なかった。
病気で記憶がほとんどない 数年間だった。
けれど
覚えている言葉がある。
「いつの日か 花を咲かそうよ」
父が紙に書いてくれた言葉。
人はそれぞれの道があって 苦しかったこと、楽しかったことが
たくさんあるんだろうな...
(偉そうにすみません)
私は 道のりの半分も来ていなくて
小さな小さなカケラで..
ただ..
この季節になると 色々とね、
いつも以上に思い出してしまい 切なくなる。 (笑)
感謝しなければならないのに..
やはり どこかで切なくなる。
そして
この季節になると ココロの隅っこの方で思う事...
「お父さん、少しは 花を咲かせられたかな」 と。
だから あんまり...
この季節は..毎年苦手。。。